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共通事項

著者の書籍に、また、世の中でいろいろなプログラミングを行う場合、共通に出てくると思われるサポート事項です。参考にしてください。

目次

Windowsデスクトップの操作
Windows8.1のデスクトップ操作
Windows7のデスクトップ操作
Windowsの環境変数の設定
Windowsで日本語/英数字入力を切り替えるキー

Java開発関連事項
Java実行環境(JRE)のダウンロードとインストール
Java開発キット(JDK)のダウンロードとインストール
Eclipseのダウンロードとインストール

 Mac OS X上での開発関連事項
Macを操作するための予備知識(2012年3月21日)
環境悪化?変化するMacの開発事情 ...この項目は、さらにMacの開発事情が変化しているため削除しました。半年で削除とは早いものです、Macの変化。 (2012年9月)

Windowsで、ファイルの拡張子を表示させる

この変更は「フォルダオプション」で行います。方法は、Windows XP とVista/7とでは少し異なります。

XPの場合

適当にフォルダウィンドウを開いて、メニューから「ツール」>「フォルダオプション」を選びます。

図1 XPでの「フォルダオプション」の出しかた


Vista/7では、メニューの「整理」から「フォルダと検索のオプション」を選びます。
図2 Vista/7での「フォルダオプション」の出しかた


こうして出てくる「フォルダオプション」の設定画面自体は、XPでもVista/7でも同じです。
「表示」タブを選択して画面を出します。目的の設定項目は少し下のほうにありますからスクロールしてください。
「登録されている拡張子は表示しない」という項目にチェックがついていたら、それをはずします。これでファイルの拡張子が表示されるようになります。
図3 「表示しない」のチェックをはずす


Windows7で、フォルダウィンドウに「ライブラリ」が表示される問題

フォルダウィンドウに「なになにライブラリ」と表示されてないか?

Windows 7 から、フォルダが「ライブラリ」で表示されることが多くなりました。
これは、そのフォルダの用途や種類に応じて、別の場所にある複数のフォルダをひとつの「リンク集」のような形で表示する機能です。
たとえば、「スタート」メニューから「ドキュメント」を選ぶと、表示されるのは「ドキュメントライブラリ」です。
図4 「スタート」メニューで「ドキュメント」を選んだとする

図5 フォルダウィンドウに表示されるのは「ドキュメントライブラリ」


図5に「対象フォルダー:4か所」となっていますね。この「ドキュメントライブラリ」には、実際には異なる場所にある4つのフォルダを筆者が登録してあります。そこで、このウィンドウでは、それら4つのフォルダを同じウィンドウ上で見ることができるようになっています。

Windows7の「ライブラリ」は、目的のフォルダが早く探せるという意味では便利で、筆者もこのようによく用いています。
しかし、アプリケーション開発、特にフレームワークを利用する開発に適した表示ではありません。
なぜなら、フレームワークでは、ファイルやフォルダの実際の置き場所が重要になるので、「ライブラリ」の表示に「だまされて」ファイルやフォルダを操作すると、プログラムがうまく動かなくなる恐れがあるからです。

この問題を避けるためには、「ライブラリ」で表示されているフォルダを右クリックしてメニュー(コンテキストメニューと呼びます)を出し、 「フォルダーの場所を開く」を選びます。これで、実際のフォルダの場所としてファイルやフォルダが表示されます。
図6 右クリックで「フォルダの場所を開く」


または、ファイルを右クリックしてメニューから「ファイルの場所を開く」を選ぶこともできます。これで、そのファイルが入っているフォルダが「ライブラリ上」ではなく「実際の場所」で表示されます。

一度このようにして開いたウィンドウでは、ずっと「ホンモノの場所」が表示され続けます。

Macの「テキストエディット」使用のコツ

テキストエディットとその環境設定

Macについているテキストエディタは「テキストエディット」という名前です。
図7「テキストエディット」のアイコン


テキストエディットの使いやすさは、まあ、Windowsの「メモ帳」と一長一短でしょう。
用途に合わせた環境設定をする必要があると思います。テキストエディットの環境設定を行うには、デスクトップのメニューバーに「テキストエディット」と表示されている状態でそれをクリックして項目を出し、「環境設定」を選びます。
図8「テキストエディット」の環境設定を選ぶ



フォーマットを「標準テキスト」に

まず、「新規書類」というボタンを選択時に、現れる設定画面です。
重要なのは「フォーマット」の設定です。
テキストエディットの初期設定は、書式を含む「リッチテキスト」の作成です。これは、Word形式の文書が開ける(図は無理みたいですが)というかなりリッチな機能です。でもプログラミングには適当でないので「標準テキスト」を指定しておいたほうがよいと思います。
図9 テキストエディットの「新規書類」の設定。「標準テキストを指定する

エンコーディング

「開く/保存」ボタンを選択した画面上での設定も必要です。
それは、「文字コード」です。
英字だけのテキストを開くときは関係ないのですが、日本語の混じったテキストを読み書きするときには「日本語を記述する文字コード」、すなわちエンコーディングの指定が必要になります。
テキストエディットでは、エンコーディングの初期設定は「自動」となっています。つまり、一応自動判別する気があるらしいのですが、筆者の経験ではまともに判別してくれたことがありません。あるいは、自動で判別してダメ出しをする、という機能なのかも知れません。
図10「自動」設定で「UTF-8」のファイルを読ませようとした


最近のプログラミングは「UTF-8」というエンコーディングで行われることが大変多くなっています。そこで、読み書きするときの初期設定の文字コードを「UTF-8」にしておいたほうが便利と思われます。これで、「UTF-8」以外の文字コードで書かれた日本語のファイルは読めなくなりますが...
図11 プログラミングで使うなら「UTF-8」がせめてもの最善かと


Windowsの「視覚効果」を調整する

お使いのWindowsで動作が遅い、というときは、「視覚効果」を切ってみると、動作が改善するかも知れません。
「視覚効果」の調整ウィンドウを開くには、まず「コントロールパネル」で「パフォーマンスの情報とツール」を選びます。
図12「パフォーマンスの情報とツール」アイコン


出てきた画面の左側のメニューに「視覚効果の調整」があります。
図13「パフォーマンスの情報とツール」アイコン
図14 調整するとパフォーマンスが上がるかも

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