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openSUSEでRals3.2.3 (2) Railsに必要なソフトウェアを揃える

 Railsに必要なソフトウェアは何か、最初の試みで得られた知識を元に、openSUSEではあらかじめ必要なファイルを最初から全部インストールしてしまいましょう。全部、YaSTの「ソフトウェア管理」で行います。

「C/C++」開発用のソフトウェアをまとめてインストール

YaSTの「ソフトウェア管理」画面で「Paterns」を選ぶ

ライブCDからインストールしたopenSUSEには、まず「gcc」その他Cプログラムのコンパイル環境が入っていません。追加で必要なC++も含め、これを全てインストールします。
前のページで開いたYaSTの「ソフトウェア管理」の画面で、今度は「View」タブから「Patterns(パターン)」を選びます。  
図21「View」タブから「Patterns」を選ぶ
左側に、「用途」による分類の一覧が表示されます。その中から「C/C++開発」を選びます。
図22 「パターン」の一覧から「C/C++開発」を選ぶ
あまり、追加されるソフトウェアはないように見えますが、実は「C/C++開発」を選ぶことによって、「基本開発」というパターンもインストールされることになります。そこに、たくさんのソフトウェアが入っているのです。

必要なファイルはインストールされるか?

「zlib-devel」が見つかる

その「基本開発」というパターンを調べてみましょう。必要とわかっているソフトウェアのうち、まず「zlib」の「開発用ソフトウェア」が見つかります。「zlib-devel」です。
図23 これで「zlibが足りない」とは言われまい

「libyaml-devel」にチェック

次は、「libyaml」なるものです。これは、画面を「Search」タブに戻して、「yaml」というキーワードで検索したほうが速いでしょう。
探してみると、「libyaml-devel」がありますが、チェックがついていません。チェックします。
図24「libyaml-devel」にはチェックがついていなかった

「libopenssl-devel」にチェック

同様に「openssl」というキーワードで探すと、「libopenssl-devel」というものにチェックがついていないことがわかります。チェックします。
図25 「libopenssl-devel」も探し出してチェック

「sqlite3-devel」にチェック

同様に「sqlite3」というキーワードで探すと、「sqlite3-devel」というものにチェックがついていないことがわかります。チェックします。
図26 「sqlite3-devel」も探し出してチェック

「Accept」でインストール

全てチェックを入れたら、画面右下の「Accept」をクリックして、一気にインストールします。



次のページでは、openSUSEで「端末」の操作の練習と、使い易くする設定をします。
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