「SwiftではじめるiOSアプリ開発」著者サポートページ

 

このページは「SwiftではじめるiOSアプリ開発」(清水美樹著、工学社刊、2014年12月12日発売、ISBN978-4-7775-1869-2)の著者によるサポートページです。
 本書の正誤表については、工学社ホームページを御覧ください。

 ここには、Swiftの仕様変更等新しい情報、及び付加的な情報を掲載しています。

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目次

仕様変更情報
XcodeやSwiftの仕様変更により本書のサンプルコードがうまく動かない場合、どのように修正するか解説します。
(Xcode 6.1.1 までの変更事項を記載しました)

Xcodeのコツ
Xcodeでエラーが出た場合、特に自分の失敗と考えられないエラーの場合、どのようにトラブルを回避するか提案します。

小数を含む掛け算プログラム
第1章において、「整数どうしの掛け算プログラム」を作成しました。小数も入力して計算できるようにするにはどうすればいいでしょうか。
GUIとしては全く同じですが、より実用的なプログラムのために、ひとつの方法を提案します。


仕様変更情報

UITableViewCellの仕様変更(本書第4章-第8章)

テーブルのセルを記述する「UITableViewCell」のプロパティ「textLabel」の型が「UILabel型」からオプショナルの「UILabel?型」に変更になりました。

そして、実際に使用するときには「強制アンラップ」するため「!」記号をつけます。

そのため、本書第4章-第8章までに共通の以下の変更をしなければなりません。プロパティ名「textLabel」の末尾に「!」をつけます。

リスト1 本書第4章-第8章で変更する事項
変更前:
cell.textLabel .text
変更後:
cell.textLabel! .text
なお、Xcodeで変更前のコードを書くと、図1のようなエラーが出ます。これが原因で他にもエラーの表示が出ますが、リスト1の変更をすれば他のエラーも消えます。
図1 プロパティ「UILabel」に関するエラー
オプショナル型に関する仕様変更はベータ版以来何度もなされているので、この仕様もまた変更されるかもしれません。だいたい、「?」「!」「何もつけない」のどれかに変更すればすむと思いますので、またエラーになった場合は、変更を試みてください。
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Xcodeのコツ

iOSシミュレーター上でアプリを起動できない

iOSシミュレーターが起動しているのに、アプリをその中で起動できない場合があります。そのとき、「iOSシミュレータ」のメニューから「iOS Simulator」-「Reset Content and Setting(内容と設定をリセット)」を選びます。ただし、残念ながらシミュレーターに行った設定やインストールした内容は消去されます。
図1 シミュレーターでアプリを起動できないエラーに対処

iOSシミュレーターだけを起動する

Xcodeのプロジェクトのビルド作業に関係なく、iOSシミュレーターだけを操作したい場合、XcodeのメニューからIOSシミュレーターを起動できます。 Xcodeのメニューで「Xcode」- 「Open Developer Tool(開発者用ツールを開く)」-「iOS Simulator」を選びます。
図2 iOSシミュレーターだけを起動する


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