工学社刊「はじめてのLuaプログラミング」著者サポートページ

2008年12月出版の「はじめてのLuaプログラミング」（清水美樹著、工学社刊）の著者によるサポートページです。

なお、本書および本ページに関する御質問は、工学社ホームページのサポートコーナーの御質問フォームより送信いただければ、同社を経由して著者が御回答させていただきます。

IupLuaのファイルを簡単に実行する方法(2013年9月の情報)

本書では、Luaの実行を視覚的に確認するために「IUP」というプロジェクトのGUIライブラリを用いています。
本書では、IUPを使ったLuaプログラムはEclipse上でC言語と連携して用いていますが、各実行環境のバージョンアップにともない、本書に示した方法は不安定になりつつあります。
一方、最近、もっと簡単に「IupLuaファイル」を実行できるツールが、IUPプロジェクトから提供されています。

別ページ「IupLuaファイルを簡単に実行する方法」を参照してください。

本書に関するその他の情報

サンプルプログラムの欠落について

本書に添付してありますサンプルプログラムのうち、112ページのリスト4-5「LuaTest.c」が欠落しておりました。
申し訳ありません。こちらから御覧いただけます。 URLを直接ダウンロードして御使用の場合は、ファイル名を「LuaTest.c」に変更して御使用ください。
なお、本サイトの文字コードは原則的にUTF-8を用いておりますが、「LuaTest.c」の文字コードはWindowsでのプログラム用にSHIFT_JISで掲載してありますので、ブラウザから御覧になり日本語部分が文字化けする場合は、ブラウザのエンコード設定を「SHIFT_JISに直して御覧ください。

いくつかの説明補足

本書につきまして、いくつかの箇所で説明が具体性に欠けるという御指摘を読者様からいただきました。ここにお詫びの上補足させていただきます。

本書98ページの「EclipseのプロジェクトLuaTestの作成」方法について

Eclipseのメニューで「ファイル」をクリックし、「新規」を選びます。
さらにプロジェクトの種類を「Cプロジェクト」にします。
新規プロジェクトの作成ウィンドウが出たらプロジェクト名に「LuaTest」を選びます。
「プロジェクトタイプ」には「実行可能」というフォルダの中の「Hello World ANSI Cプロジェクト」を選びます。
「終了」をクリックします。

本書104ページ以降の「EclipseでのLuaTestプロジェクトにおけるリンカーの設定」方法について
ここに、より具体的に説明させていただきます。

図4-45の「ライブラリー検索パス」の「追加」アイコンのボタンをクリックします。
図4-40と同様の「ディレクトリー・パスの追加」というウィンドウが出てきたら「ワークスペース」ボタンをクリックします。
図4-41と同様の「ワークスペースからフォルダーを選んでください」というウィンドウでは「Libs」フォルダの下、「lua5_1_4_Win32_mingw4_lib」フォルダ（図4-41で選んであるincludeフォルダの上)を選びます。
また、図4-47の「ライブラリー」の「入力」は選択ではなく、キーによる直接の入力です。

本書で用いる各ソフトウェアの最新版を直接入手する方法

本書に添付されたEclipse, MinGW, IUPLuaライブラリなどのファイルは、環境がうまく動作しないかも知れません。別ページ「IupLuaファイルを簡単に実行する方法」を参照してください。本書で書くLuaプログラムを簡単に実行できるようになります。