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「Android NDK入門/演習」著者によるサポートページ

ここでは、工学社刊/清水美樹著「「Android NDK入門/演習」」( ISBN978-4-7775-1671-1/ ISBN978-4-7775-1672-8)の、著者によるサポート内容をご紹介します。
正誤表等の正確な情報は、工学社開設のサポートページを御参照ください。
ここで御紹介するのは訂正内容のより詳しい説明、発展的な内容などです。
最終更新日:2012年10月23日

付加情報 目次

本書の内容をさらに深めるための情報ページです。

「Android NDK入門」の内容をMacで実行する
「Android NDK入門」の内容をLinuxで実行する
「Android NDK入門」の内容をWindows 8 (Consumer Preview) で実行する
サンプル・プロジェクトから自分のプロジェクトを作る
EclipseのNDK用プラグインで本書を実践

訂正とお詫び

変数accelerometerSensorのさすものについて「演習」第6章 6-3, 128ページ

上記の変数「accelerometerSensor」の内容につきまして、これを本書にて「タッチイベントを検知するセンサー」と説明しておりました。
これは、「Android標準の加速度センサー」の誤りです。大変お恥ずかしい間違いを記載して恐縮しております。
「main.c」の中の関数「android_main」を御覧下さい。
上にスクリーンショットで示した内容のうち、「ASensorManaber_getInstance()」で、Javaで得られる「SensorManager」のインスタンスを、間接的に取得しています。
センサーの種類として、加速度計とか重力計とかいろいろある中から、「ASENSOR_TYPE_ACCELEROMETER」で、加速度計を取得しています。

これがどうプログラムに関わってくるかは、実は、「演習」では省略してありますので、ここで説明させていただきたいと思います。
android_main関数の、以下の部分です。
関数「LOG」で、加速度計が表示するx, y, zの値を、出力するという処理がなされています。
これは、実は、エミュレータで実行しているときは、特に見る事のできる結果ではありません。

では、どうすれば見られるかといいますと、たとえば以下のような方法です。
「EclipseのNDKプラグインで本書を実践」に示しました方法で、この「native-activity」プロジェクトを、Eclipseのプロジェクトとして読み込みます。
そして、Eclipseから実機にこれをインストールしますと、Eclipseの左下にある出力画面の「LogCat」で、LOG関数の出力を見ることができます。実機をいろいろな方向に動かすたびに、LogCat画面に加速度計の出力値が表示されます。


以上、訂正の上お詫びさせていただきます。

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