好きな場所から「コマンドプロンプト」を開く

Windows用 RubyインストーラOne-Click Ruby Installe for Windowsには、Ruby用コマンドプロンプトウィンドウ「Start Command Prompt with Ruby」がついています。これは、新しくインストールされたナニかではありません。Windowsのコマンドプロンプトに、Ruby用の環境設定を加えた「ショートカット」なんです。

スタートメニューから「Start Command Prompt with Ruby」を選んで起動すると、rubyコマンドのパスなどの環境が全て設定された状態でコマンドを打てます。

でも、作業フォルダはユーザの「ホームフォルダ」です。

だから、Rubyファイルは「ホームフォルダ」から近場のフォルダに作らないと、「cd」コマンドでフォルダを移動する際、タイプミスやなんやらで移動に失敗して自他共にムカーということになりやすい。

そこで、「ホームフォルダとは別の場所や遠い場所に作ったフォルダから、コマンドプロンプトを開く」方法をご紹介。

スタートメニューの「Start Command Prompt with Ruby」のアイコンを、自分の作業用フォルダにコピーします。ショートカットのコピーはやっぱりショートカットです。

でもコピーしただけじゃだめぇー。コピーしたショートカットの「プロパティ」を編集して、「作業フォルダ」をお望みの場所に変更するのです。

しかし御注意を。「コマンドプロンプト」ってやつぁ、「プロパティ」を開くと「リンク先」の欄が選択されています。それは触らないで、落ち着いて「リンク先」という欄を探して編集してください。

そうすれば、コピーしたアイコンから起動したコマンドプロンプトウィンドウは、すでにお望みのフォルダに移動した状態にあるッ。


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